出演 酒井忠康
数寄和 |
2013/11/4(月) 15:30 開場 16:00 開演 |
三回目のこころみは、拙著『早世の天才画家』(中公新書、2009)と『覚書 幕末・明治の美術』(岩波現代文庫、2013)のなかから数編を選んで朗読したいと思っています。
絵画と詩とのあいだを右往左往してきたわたしの文章ですが、そこにみなさんをお招きできる橋を架けられるかどうか。
萩原朔太郎は「橋とは ――― 夢を架空した数学である」 (『絶望の逃走』)と語りましたが、はたしてどうなるか。
酒井忠康
11/1(金)-5(火) 酒井先生の作品を展示致します。
予約2,700円 当日3,000円 学割1,500円
略歴
美術評論家、世田谷美術館館長、美術館連絡協議会理事長。
サントリー学芸員賞受賞。
北海道生まれ
主な著書
1977年 海の鎖 描かれた維新(小沢書店、青幻舎)
1980年 野の扉 描かれた辺境(小沢書店)
1981年 人間のいる絵との対話 ヨーロッパの画家たち(有斐閣)
1982年 彫刻の庭 現代彫刻の世界(小沢書店)
1983年 影の町 描かれた近代(小沢書店)
1990年 遠い太鼓 日本近代美術私考(小沢書店)
2004年 彫刻家への手紙 現代彫刻の世界(未知谷)
2009年 早世の天才画家 日本近代洋画の十二人(中公新書)
2010年 鞄に入れた本の話 美術書の一隅(みすず書房)
2012年 ダニ・カラヴァン = Dani Karavan 遠い時の声を聴く(未知谷)
2013年 幕末・明治の美術(岩波現代文庫)