数寄和 |
2015/11/14(土)-11/23(月) |
第2展示場 LIGHT CUBE
対談 齋藤一郎×藤森武 11/21(土) 15:00-16:00
※14:30-16:30の入場はご予約者のみとさせていただきます。ご了承下さい。
齋藤一郎氏がこれまでに手がけた和紙作品や新作の数々を、
数寄和 と LIGHT CUBE で展示いたします。
是非ご高覧下さい。
フラワー 1 104×100 cm
「和紙を自分で漉くということは、
その工程ごとに色々な表現ができるということである。
漉く前の楮の処理、漉く時、そして干す時、
干したあとは紙であるから、表現の可能性は無限である。」
平成27年度飯山市美術館企画展
”Beyond the paper やまふところ 和紙 齋藤一郎展” 図録 あとがきより
イベント
対談 齋藤一郎 × 藤森武(写真家)
11/21(土) 15:00-16:00
入場料 1,000円
要予約。ご予約は下記まで。
TEL 03-3390-1155
MAIL contact@sukiwa.net
お名前、ご予約人数、お電話番号をお知らせください。
作家略歴
齋藤一郎 Ichiro Saito
1938 長野県下水内郡岡山村下境(現 飯山市)に生まれる。
1956 飯山北高在学中、美術教師 三井愛之輔<新制作協会>の指導を受ける。
1960 多摩美術大学油絵科 卒業。
1960 卒業制作「牛」が福澤一郎教授の目にとまり、新建材「デコラ」を使った壁画制作の助手を務めた。
1963 凸版印刷に入社、新建材デザインに専念することになった。
1963 会社に提案し剣持勇氏を顧問に招き、空間の勉強をした。
1963 イミテーションとしての木目印刷ではなく、デザインとしての木目印刷を目指した。
1964 桑沢デザイン研究所夜間部に入学し2年間造形デザインおよび、写真を学ぶ。
1972 土門拳氏の風景写真による襖を制作。粟辻博氏の協力を得て、壁紙のコレクションを制作。
1973 壁紙調査のため欧米を廻る。木目印刷を中心とした輸出が増えた。
1973 ジャック・レノア・ラーセン氏との出会により新しい紙の美術(NEW AMERICAN PAPER)を知った。
1982 藤森武、福永晋と共に「古代和紙研究所」を開き、和紙漉きに取り組んだ。
1986 スペース遊、アメリカンクラブで作品発表。
1986 (株)トミタの和紙壁紙「楮」の開発に関わり、我が国初の和紙壁紙が誕生した。
1986 (株)積水ハウスの和紙壁かみ、襖かみの企画がスタートし、大因州製紙(協)の建材部門が確立した。
1991 塩義郎氏の支援を受け、制作の場を鳥取県青谷町山根に移す。
1991 楮に土で彩色する手法の作品制作を始める。
1991 ギャラリー古川、アルテスッパチオ、エントリーワールド。
1992 アートアモン、ギャラリー古川、画廊椿。
1993 ギャラリーアースヴィジョン。
1994 東急 Bunkamura Gallery。
1995 ワコール銀座アートスペース。
1998 凸版印刷を定年退職。
1998 ECOLE DES MINSD ALBI(フランス)2人展。東急Bunkamura Gallery 2人展。
1999 ワコール銀座アートスペース、画廊椿、飯山市美術館個展。
2001 アッシュアール(長野)。
2002 ギャラリー山幸洞(長野)。
2002 ジャック・レノア・ラーセンを鳥取に招き、和紙壁紙「ラーセンウォール」が米国向けに発売された。
2003 フェリシモ(アメリカ)グループ展。
2004 ギャラリーAPA(愛知)
2006 鳥取県立美術博物館 和紙NEXT展 監修出品。玉川高島屋ルーフギャラリー。
2007 ギャラリー石田グループ展。法然院(京都)3人展。
2010 BERGARDE galleries(オランダ)。
2015 飯山市美術館個展。
会場案内
メイン会場 数寄和
東京都杉並区西荻北3-42-17 ツインハイツ 1F
第2展示場 LIGHT CUBE
東京都杉並区西荻北5-25-12 LIGHT CUBE 1F
数寄和より徒歩6分
展示風景