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森山知己 個展 第一回 – 数寄和

森山知己 個展 第一回

数寄和

2008/11/7(金) – 11/22(土)

数寄和大津

2008/11/28(金) – 12/14(日)

数寄和作家在廊予定 2008/11/7,8,9
オープニングパーティー 11/8(土) 17 :00
ギャラリートーク 11/9 (日) 13:00 – 14:00

数寄和大津作家在廊予定 2008/11/28, 29
オープニングパーティー 11/28(金) 16:00
ギャラリートーク 11/29(土) 13:00 – 14:00

 

岡山県吉備高原で、花や風景など具象画から「水の記憶」の抽象画まで幅広い制作活動を続ける日本画作家森山知己。新作を中心に彼の制作を2回に分けて紹介いたします。
東京芸大時代、CGに興味を持つ進歩的な学生でした。今、日本画を支えてきた刷毛、筆、紙、絹、絵具、墨、膠、表具などの状況を憂いながら「水」に関心を よせて制作を進めています。現在の制作について自ら語っていただくギャラリートークも会期中行います。東京、大津各1回予定。
ぜひご覧ください。

 

01
竹に月

 

 

あなたは、竹林を見たことがありますか?
それは、何時、何処でのことだったのでしょう。

私は、その時々に、竹林を描いてきました。
きっと、竹が好きなのだと思います。

風にしなる姿、雪の重さに耐える姿、若竹が勢いよく空に伸びる姿。
私が描く時、目の前に広がる実際の姿よりも、ある意味で、記憶がより重要な役割を果たしているように思います。

わずかな風にも揺れ、片時もとどまっていないしなやかな竹。
それに、数え切れないほどたくさんの葉も着いています。
言葉通りに見たままを描くなんて、怠け者の私には、はなから放棄したくなる姿です。

それなのに何故描こうとするのか?
もしかしたら、竹の姿が変わりやすいからこそ、自由に描けることが理由かも知れません。
目に映った姿を手がかりに、描く作業の中で何かを探すことが、私にとっては、自由に出来そうに思うからにほかなりません。

探す手がかりは竹林以外にも広がりました。
描くのに使う筆と紙、絹、絵の具、刷毛、画材と呼ばれるものたちにも目を向けました。

様々な時代の様式、描法を試し、描くうち、あらゆる場面で、この国の『恵まれた水の存在、関与』の大きさを感じるようにもなりました。

そして、『日本画』とはこの国の自然、『水』との高度な関係の作り方、記憶の表現。
それは、画材、描法、画題、鑑賞まで含めた形で存在するのではないか?と、思うようになっています。

今回は、その一部の作品展示です。
私が見つけてきたと思っている何か、大切にしたいと思っている何か、伝わる肌、姿になっていれば幸いです。

 

森山知己

 

 

02
湖水

 

 

1958 岡山県倉敷市に生まれる
1981 東京藝術大学日本画専攻卒業
1982 東京セントラル美術館日本画大賞展 入選
1983 東京藝術大学大学院修士課程修了
2002 「自然を見つめる作家たち」/徳島県立近代美術館
2007 景光山くらしき不洗観音寺に客殿襖絵を奉納(岡山)
個展「水の記憶」/数寄和大津
「クロスロード―共鳴する美術―」/倉敷市立美術館
「日本画―和紙の魅力を探る」/徳島県立近代美術館

 

作品収蔵

大三島美術館、佐藤美術館、徳島県立近代美術館、成川美術館