数寄和 |
2010/10/17(日) 14:00 – 16:00 2010/10/24(日) 14:00 – 16:00 |
※2回とも同じ内容を予定しております。ご都合のよろしい日にご参加ください。
厳しく長かった夏が終わり、秋も深まってまいりました。
この度、芸術の秋にふさわしく、「美を求める心を耕す」という演題で講演会を開催いたします。
講師の有賀さんは女子美術大学大学院をご卒業、しばらくの社会人生活を経た後、美術教育を研究するため渡米されました。
アートセラピーを専攻、現在はハーバード大学の多重知能理論研究グループに参加されています。
より多くの方々にご参加いただくために、2回開催することといたしました。
美術と人間の関わりについて、お互い、考えるきっかけになれば幸いです。
ご興味がございましたらぜひご参加ください。
講師 有賀 三夏 (Ariga Minatsu)
1996年 | 女子美術大学大学院美術専攻 研究領域洋画卒業 |
2005年 | カンザス ピッツバーグ州立大学 Master of Arts 卒業 |
2009年 | ボストン レスリー大学大学院 Interdisciplinary 学部 Art therapy and Healing Art studies in Education 卒業 O-1 Visa USA卓越能力保持者ビザ 認定 ハーバード大学多重性知能理論研究プロジェクト・ゼロに参加 |
レポート
有賀三夏さんの講演会が終了いたしました。
急なお知らせにもかかわらず、2日間の講演でたくさんの方にお越しいただきました。有難うございました。
お話はまずアートとは?というところから始まります。
そして有賀さんが今研究されている、「多重知能理論」や「アートセラピー」についての基礎知識をプロジェクターを使って分かりやすく説明してくださりました。
有賀さんがイラストを描いて出されている絵本です。
今回のテキストにと持ってきていただきました。
文章は英、日、中の三ヶ国語で読むことができます。
有賀さんは、ご自身がこういった研究者になるに至った経緯と、なぜこのような研究をしているのかということを、現在の美術教育の置かれている状況などを交えながらお話してくださいました。
美術やアートに携わる私達にとっては、とても大切な問題提起であると思います。
お客様も交えての質疑応答はとても盛り上がりました。有賀さんも質問に対し真剣に、真摯に答えてくださり、またそれについて私達も考える… そんな会になりました。
有賀さん、そしてご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。