絵画展「秌韻」Ⅳ期 吉川民仁

数寄和

2017/10/22(日) – 10/29(日) ※最終日台風のため10/30(月)まで

 

数寄和では2015年に河村正之、岸本吉弘、細川貴司、吉川民仁の4名による絵画展「秌韻」を開催しました。
今展はその続編として、4作家の個展を連続して開催します。

 

絵画展「秌韻」に寄せて

ジャクソン・ポロック《Autumn Rhythm(秋のリズム)》という名作がある。作家が付けた題名は《Number 30》と素気なかったが、10月の作であることからこの詩的なタイトルが付加された。黒、白、茶色の塗料の滴りが、画面全体に律動する抽象絵画。そこに秋空の明るい陽射しや紅葉する木立のざわめきを連想したとしても、あながち誤りとはいえない。奥行きのない平坦な色面だからこそ、広がる大地や無限の宇宙を感じさせてくれる。日本画のような花鳥風月といった主題を描かなくとも、自然の本質に迫る方法はいくらもあるのだ。数寄和「秋韻」で展観される4人は、いずれも油絵から出発し、絵画の成り立ちに遡ることで、それぞれの世界を開拓してきた画家である。彼らに比較的共通するのは、絵画の表面が放つリアリティへの関心であろう。透視法的な空間を前提とせず、表層としての物質から立ち上がる視覚的体験が重視される。これらの絵画に垣間見える自然と対話できることが楽しみである。

武居利史(府中市美術館学芸員・美術評論家)

 

Ⅳ期では吉川民仁の作品を展示いたします。
是非お越しください。

 

 


「秋霖」 913×730㎜ (30号) キャンバス、油彩 2017年

 

 

吉川民仁 YOSHIKAWA , Tamihito

1965 千葉県に生まれる
1989 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科卒業
1991 武蔵野美術大学大学院 造形研究科油絵コース 修士課程 修了
1995 文化庁芸術インターンシップ研修員
2010 武蔵野美術大学通信課程非常勤講師  ~現在まで
2013 東北芸術工科大学美術科洋画コース非常勤講師 〜現在まで

 

個展

1990 鎌倉画廊/東京
1993 鎌倉画廊/東京
1995 鎌倉画廊/東京
1997 鎌倉画廊/東京
2000 鎌倉画廊/鎌倉
2003 鎌倉画廊/鎌倉
2005 ギャラリー覚/東京 セカイノミカタ05
2006 鎌倉画廊/鎌倉 「風の吹くところ」
2008 日本橋高島屋美術画廊X/東京 「instinct」
2009 鎌倉画廊/鎌倉 「kind of green」
2010 日本橋高島屋美術画廊X/東京 「net」
2011 古美術長野/東京
2012 鎌倉画廊/鎌倉「背景としてあるもの」
2013 東京日本橋高島屋美術画廊X/東京 「spin off」
2014 鎌倉画廊/鎌倉「rain or shine」
古美術長野/東京
2015 東京日本橋高島屋美術画廊X/東京 「weather」
2017 古美術長野/東京

 

グループ展

1989 第25回記念神奈川県美術展
1990 第26回神奈川県美術展
1991 ’70s~’80s CONTEMPORARY ART AT KAMAKURA GALLERY 鎌倉画廊
1992 NICAF YOKOHAMA ’92 パシフィコ横浜
GALLERY ARTISTS PART.1 鎌倉画廊
1993 ACT1992武蔵野美術大学助手展 武蔵野美術大学美術資料図書館
GALLERY ARTISTS  鎌倉画廊
NICAF YOKOHAMA ’94 パシフィコ横浜
GALLERY ARTISTS 小品展 鎌倉画廊
1994 VOCA展’94  上の森美術館
ART  25’94 BASEL (スイス)
GALLERY ARTISTS 鎌倉画廊
1995 GALLERY ARTISTS 鎌倉画廊
ART  26’95 BASEL (スイス)
1996 ACT1996展 武蔵野美術大学美術資料図書館
VOCA展’96  上の森美術館 
ART  27’96 BASEL (スイス)
1997 第3回「美の予感」展 高島屋(東京、大阪、横浜、京都会場巡回)
ART  28’97 BASEL (スイス)
GALLERY ARTISTS 鎌倉画廊
チバ・アート・フラッシュ’97-動き出す断層
千葉市民ギャラリー・いなげ
1998 ART  29’98 BASEL (スイス)
日本現代作家作品展 上海美術館
1999 NICAF TOKYO ’99  東京国際フォーラム 展示ホール
Red Works 鎌倉画廊
 2000  新世紀をひらく美現代日本画・洋画新鋭作家展 高島屋(東京、大阪、横浜、京都会場巡回)
 2001 NICAF 2001 TOKYO  東京国際フォーラム 展示ホール
第20回 安田火災財団選抜奨励展 安田火災東郷青児美術館
Chiba Art Now ‘01 絵画の領域展 佐倉市立美術館
 2003   NICAF 2003 TOKYO  東京国際フォーラム 展示ホール
「絵画」鎌倉画廊
2004 「BLUE」鎌倉画廊
China Fifth Art Industry Forum (National Museum of China)
First Salon of Art in Autumn,Beijing,China
2005 「千夜千冊と遊ぶ」展 NIKI GALLERY「冊」
2006 「見ること/作ることの持続−後期モダニズムの美術」展 武蔵野美術大学美術資料図書館
2011 FACE [THE FAR EAST] Vol.1 人形町ヴィジョンズ/東京
2012 「抽象と形態:何処までも顕れないもの」展 DIC川村記念美術館
2013 FACE [THE FAR EAST] Vol.2 PARTICLE×LIQUID 表参道画廊+MUSÉE F/東京
武蔵野美術大学通信教育課程絵画コース教員作品展 武蔵野美術大学GFAL・FAL
2014 「Silent Light」東京日本橋高島屋美術画廊X
コレクション展−20世紀の美術 愛知県美術館
2015 「Bloein’ in the wind」東京日本橋高島屋美術画廊X
絵画展「秌韻」 東京 数寄和/東京、滋賀
FACE the FAR EAST Vol.4 極東垂直 ギャラリー五辻/東京
2016 コレクション展−出来事「いま、ここ」 愛知県美術館
Nouvelle ère du Japon II ギャルリーためなが/パリ
循 環 – 風と水と大地 Gallery SATORU/東京
キャラバン隊 美術部 第五回展覧会  なびす画廊/東京
絵の旅<秋> MA2 Gallery/東京
アート台北2016 台北世界貿易センター/台湾
Compilation 2016 Gallery SATORU/東京]
 2017 Art Paris Art Fair 2017 グランドパレ/パリ
アートフェア東京2017 東京国際フォーラム
ART MARKET SAN FRANCISCO  Fort Mason Center-Festival Pavilion/サンフランシスコ
「山道を登りながら、」鎌倉画廊/鎌倉
紙に描いた名品展 ギャルリーためなが/東京

 

 

 



Notice: Undefined index: HTTP_ACCEPT_LANGUAGE in /home/sukiwa/sukiwagallery.net/public_html/wp-content/plugins/wp-mystat/lib/mystat.class.php on line 1228